大学入試センター試験が18日、全国各地で始まった。志願者は昨年に比べて1万9131人少ない55万7699人(男性31万4037人、女性24万3662人)。センター試験は今年が最後の実施となり、来年からは「大学入学共通テスト」となる。
試験を利用する大学は706校(国立82、公立91、私立533)、短大は152校(公立13、私立139)。試験会場は大学や高校など689カ所ある。18日は地理歴史と公民、国語、外国語の試験があり、19日は数学と理科がある。
志願者のうち、高校3年の現役生は81・1%(前年比0・5ポイント増)、浪人生ら既卒者が18・0%(前年比0・5ポイント減)を占めた。高卒認定試験合格者らは昨年と同じ0・9%だった。
気象庁によると、18日午前は関東甲信で雪が降る見通しだったが、東京都や山梨県の一部などで降ったほかは、おおむね雨に。予想よりも気温が下がらなかったためという。積雪が予想された山梨県都留市の都留文科大学では除雪に備え、職員38人が午前5時から待機した。雪は明け方から降り続けたものの、積雪はなし。職員は「大雪という予報でやきもきしましたが、ほっとしました」。
東京都八王子市の高校3年の男…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル